ノウゼンハレン科・ノウゼンハレン属のナスタチューム。
ナスタチウム
インディアンクレス
金蓮花(キンレンカ)
凌霄葉蓮(ノウゼンハレン)
…など色々な名前で呼ばれます。

和名に“蓮”が入る通り、蓮のような丸い葉をつけ、
6~10月頃、黄・赤・オレンジ・白などの花を咲かせます。

葉や花は食用でき、
見て楽しめ、食べて美味しい、ナスタチューム。
レストランで食べたカルパッチョに使われていました。
実際に育ててみることに

葉はピリッとした辛みがほんのりあって、
カルパッチョやサラダのアクセントになります。
華やかな一品に役立ちそうなハーブです。

ステーキやチキンソテーの付け合せにも使え、
お蕎麦やうどんには薬味感覚でも使えます。
幅広く活躍してくれ、ベランダ菜園にもおすすめです


【種まきの適期は4~6月】
ごつごつした種
寒いエリアでは6月の播種がオススメですが、
私たちの屋上菜園がある東京はもう暖かく、
気温が20℃前後あるので、種まきすることにしました。

発芽率は60%以上と、少し低め。
育苗してからの定植が向いていそうですが、
直接まいてもよく育つと思います。
移植が苦手なので、育苗するときはポットがおすすめです

【ナスタチュームの種まき】
ナスタチューム種まき
①まず日当たりのいい場所にプランターを置きます。


②清潔で水はけのいい培養土を入れます。
葉を茂らせたいときは野菜の肥料を混ぜ込みますが、
今回はお花も咲かせたいので混ぜ込みませんでした。


③発芽率が60%なので、1つの穴に2粒入れました。
穴は全部で7ヵ所、合計14粒すべてまきました。
穴同士は10㎝ほど離します。

④播種が完了したら、土をかぶせましょう。
嫌光性種子らしいので、1cmほど覆土します。

食べらえるお花、成長がたのしみです
ナスタチューム播種完了
最後に名札をつけることもお忘れなく
たくさん育てていると忘れてしまうので、
播種日や植え付け日を書いておくのもおすすめです!

ブルーベリーも可愛らしい花がつきました
ブルーベリー開花
ツツジ科スノキ属のブルーベリー
水切れが苦手なので、土が乾いたら、
鉢やプランターからこぼれるくらいたっぷり与えましょう

この季節は若い葉にアブラムシがつくので、
注意して確認してみてくださいね。
こちらはいまのところ大丈夫そうでした!

一方、菊(キク)は・・・
ナミテントウ
アブラムシがつきはじめたせいか、
黒地に赤い紋が2つのナミテントウがやってきました。
バリエーションが豊富で面白いです。

突然ですが、ご存知ですか?
アブラムシを捕食するテントウムシは「農薬」の1つ。
クスリじゃないのに「農薬」と呼ばれるなんて、
少し不思議な感じがしますね

今年もやってきました!
今年もやってきましたソラマメヒゲナガアブラムシ
空豆に飛んできた、ソラマメヒゲナガアブラムシ。
綺麗なグリーンのカラダに赤い目。
ひげのような長く黒い触角が特徴ですね。

早めに気付いて良かったです!
見たところ1匹でしたが、他のアブラムシもきやすいので、
予防と駆除ができる『やさお酢』をスプレー!
1匹でもいると増殖してしまうのでご注意ください