プランター菜園をやってみよう!『会社の屋上』
収穫を目指す”会社員の熱き戦い

2018年04月

ヤマアジサイ(別名:山紫陽花)をご存じでしょうか?

紫陽花(アジサイ)と聞いて思い浮かべるのは、
手まり咲きのガクアジサイですが、
それよりも小ぶりで、侘(わび)・寂(さび)を愉しめるヤマアジサイ。

アースガーデンも参加したイベント、
『日本フラワー&ガーデンショウ』でヤマアジサイの植え付け教室をしたので、
屋上でもヤマアジサイを植え付けたいと思います

①まずは鉢やプランターに鉢底石を敷きます。
鉢底石ネットにいれる
鉢・またはプランターを準備します。
今回はプラスチック製の鉢を使いますが、
たくさん水やりしても根腐れしにくい素焼きの鉢がおすすめ!

2年に1回くらいのペースで植え替えを行ないますので、
その際、取り出しやすいよう、石をネットに入れておきます!

③土を準備し、まずは半分くらい土を入れます。
ヤマアジサイの植え付け準備
今回は培養土を使いましたが、土を自分で作る場合は、
バーク堆肥3、鹿沼土1、赤玉土1の割合でブレンドして、
ゼオライトと花用の化成肥料を混ぜ込んでおきます。

今回使用した肥料はこちら!
元肥に化成肥料
リッチフラワー 花の肥料 粒剤』。
美しい花を咲かせるリン酸(P)が多い山型肥料です。
葉に必要な窒素もしっかり配合されていますよ。

③ポットから丁寧に苗を取り出して、仮置きします。
※根鉢を水で浸しておくと失敗しにくいですよ!

人差し指と中指ではさむ
取り出すときは、人差し指と中指ではさんで、
根を傷つけないように取り出します。

根の状態をチェック。
根鉢の底を確認
あまり根がはっていないので、このまま植えます。
根鉢は崩さないように注意しましょう。
真っ白に根がはっている場合のみ崩します。

それよりも大切なのは・・・
根鉢は崩さず、表面はキレイに
表面の苔や枯葉を取り除いておくこと。
カビが発生したり、害虫の温床になったりするのを防ぎます。

④ウォータースペースを用意して、植え付けます。
ヤマアジサイは半日陰がおすすめ
大きな鉢の場合は3㎝、小さい鉢の場合は1~2㎝、
ウォータースペースを確保して植え付けます。

根鉢と土の間にすき間ができると、
根が活着できず、水切れの症状が出て、枯れることも…。
すき間ができないよう、しっかり土入れをして、
鉢のまわりの土を押しこんであげることがポイントです!

最後に…
⑤ネームプレートを付けて半日陰に置き、たっぷりと水やりします。
ヤマアジサイには水を3倍
今回植え付けしたヤマアジサイは3種類。
●土佐の暁
●伊予の光
●伊予の盃


直射日光にあたると葉焼けしてしまうので、
半日陰の管理がおすすめです。

何よりも注意してほしいのは水切れ!
バラや菊など一般的な花と比べて、
ヤマアジサイはなんと3倍も水を欲しがります。

花が咲き終わる頃まで、
10日に1回、水やりついでに液体肥料を!
リン酸(P)が多い山型肥料がおすすめです。
ヤマアジサイにも、やっぱり『オールスターエキヒ 液体肥料』!
“肥料界”のオールラウンダー!
計量もとっても簡単!便利な1本です。

土日はお休みで水やりできないので、
自動散水のチューブをさしておきました

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ノウゼンハレン科・ノウゼンハレン属のナスタチューム。
ナスタチウム
インディアンクレス
金蓮花(キンレンカ)
凌霄葉蓮(ノウゼンハレン)
…など色々な名前で呼ばれます。

和名に“蓮”が入る通り、蓮のような丸い葉をつけ、
6~10月頃、黄・赤・オレンジ・白などの花を咲かせます。

葉や花は食用でき、
見て楽しめ、食べて美味しい、ナスタチューム。
レストランで食べたカルパッチョに使われていました。
実際に育ててみることに

葉はピリッとした辛みがほんのりあって、
カルパッチョやサラダのアクセントになります。
華やかな一品に役立ちそうなハーブです。

ステーキやチキンソテーの付け合せにも使え、
お蕎麦やうどんには薬味感覚でも使えます。
幅広く活躍してくれ、ベランダ菜園にもおすすめです


【種まきの適期は4~6月】
ごつごつした種
寒いエリアでは6月の播種がオススメですが、
私たちの屋上菜園がある東京はもう暖かく、
気温が20℃前後あるので、種まきすることにしました。

発芽率は60%以上と、少し低め。
育苗してからの定植が向いていそうですが、
直接まいてもよく育つと思います。
移植が苦手なので、育苗するときはポットがおすすめです

【ナスタチュームの種まき】
ナスタチューム種まき
①まず日当たりのいい場所にプランターを置きます。


②清潔で水はけのいい培養土を入れます。
葉を茂らせたいときは野菜の肥料を混ぜ込みますが、
今回はお花も咲かせたいので混ぜ込みませんでした。


③発芽率が60%なので、1つの穴に2粒入れました。
穴は全部で7ヵ所、合計14粒すべてまきました。
穴同士は10㎝ほど離します。

④播種が完了したら、土をかぶせましょう。
嫌光性種子らしいので、1cmほど覆土します。

食べらえるお花、成長がたのしみです
ナスタチューム播種完了
最後に名札をつけることもお忘れなく
たくさん育てていると忘れてしまうので、
播種日や植え付け日を書いておくのもおすすめです!

ブルーベリーも可愛らしい花がつきました
ブルーベリー開花
ツツジ科スノキ属のブルーベリー
水切れが苦手なので、土が乾いたら、
鉢やプランターからこぼれるくらいたっぷり与えましょう

この季節は若い葉にアブラムシがつくので、
注意して確認してみてくださいね。
こちらはいまのところ大丈夫そうでした!

一方、菊(キク)は・・・
ナミテントウ
アブラムシがつきはじめたせいか、
黒地に赤い紋が2つのナミテントウがやってきました。
バリエーションが豊富で面白いです。

突然ですが、ご存知ですか?
アブラムシを捕食するテントウムシは「農薬」の1つ。
クスリじゃないのに「農薬」と呼ばれるなんて、
少し不思議な感じがしますね

今年もやってきました!
今年もやってきましたソラマメヒゲナガアブラムシ
空豆に飛んできた、ソラマメヒゲナガアブラムシ。
綺麗なグリーンのカラダに赤い目。
ひげのような長く黒い触角が特徴ですね。

早めに気付いて良かったです!
見たところ1匹でしたが、他のアブラムシもきやすいので、
予防と駆除ができる『やさお酢』をスプレー!
1匹でもいると増殖してしまうのでご注意ください

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種まきの際、注意してみてほしいのが発芽率とまき方。
水に浸しておいたものを使ったほうがいいタイプもあるので、
種のパッケージを確認してみてくださいね。

【バジルの種まき】
バジルは播種前に水にひたすのがポイント
こちらは、過去に栽培していたバジルからとった種。
(2016年08月31日のブログ『バジルの種をとる』をご参照)

時間が経ってしまいましたが、ちゃんと発芽するんでしょうか…。
一晩、水に浸しておき、発芽率を高めるひと工夫!
こちらを播種して、発芽と収穫を目指します

バジルの種を購入した場合は、
パッケージ裏面の有効期限内であれば、
わざわざ水に浸さずとも発芽すると思いますよ。

【おかひじきの種まき】
おかひじき発芽
おかひじきは、アカザ科オカヒジキ属の一年草の野菜。
海藻のヒジキに似ていることから、この名前がついています。

播種から1ヵ月くらいで間引きながら収穫できるようです。
5分ほど茹でて、おひたしや酢みそ和えでいただくのがおすすめ。
すぐに収穫できそうなのが嬉しいですね

水に1~2日浸してからまくと、発芽がそろいやすいとのことなので、
浸した種を準備しました

【バジル&おかひじきの種をバラまき】
バジルの種まき
それぞれのプランターに、種をバラまきするだけ。
最後にガーデニング用のネームプレートをつけましょう

本日は、これから旺盛に成長していく春野菜に追肥。
色々な野菜・果樹・花に使えて便利な『オールスターエキヒ』。
春の液肥
N:P:K=6:12:5。
植物の三大栄養素のチッ素、リン酸、カリがバランスよく配合され、
マグネシウム、微量要素も入っています。
標準倍率を参考に希釈し、株元に散布しましょう。
水やりついでに使いやすい1本です。

一季なりイチゴには、『オールスターエキヒ』。
四季なりイチゴは収穫期間が長いので、液肥と粒剤の併用がおすすめ。
リッチベジタブル 野菜の肥料 粒剤』を株元にパラパラまきます。

液肥をあげたら、今度はアブラムシ対策の『やさお酢』。
アブラナ科やマメ科の野菜は、この時期、特に注意です!
やさお酢
こちらはシャキシャキミズナ。
散布前に水やりは済ませておきましょう。
100%食品成分なので、収穫直前まで使えちゃいます

シャキシャキミズナ(左)とサラダバーネット(右)を収穫。
収穫
サラダバーネット、実は初めて食べます
その名の通り、サラダに使えるハーブ野菜。
バラ科の多年草で、5~6月頃花が咲くそうです。
こちらもアブラムシがつきやすいので『やさお酢』を散布してます。
キュウリのような香りがしますが、どんな味がするんでしょうか?

収穫したアスパラガスとレモンと共にいただきます
採れたて野菜サラダとお味噌汁
キュウリの香りがしますが、、
味はあまりクセのない、美味しいハーブ。

スチームした採れたてのアスパラガスをトッピングしたのですが、
甘くてすごく美味しい!爽やかな香りと味が広がります

いつもブログを見ていただいてありがとうございます。
害虫や病気、薬剤に関しても説明しながら、
プランター栽培に関して記載していきますね

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昨年12月初旬に種まきしたスナップエンドウ
鳥害を乗り越え、冬の積雪に耐えて・・・
1間引き前
元気に成長中です

発芽後、本葉が出てきた頃に、1回目の間引きをしました。
積雪時、幼い苗のほうが寒さや雪に耐えやすいです。

種まきが早すぎて大きな苗に成長していた場合は、
寒さ対策をしてあげましょう。

今回は2回目の間引き。
(もう少し早めにしてあげてもいいかもしれません)
2間引きの際は土を押さえる
6株のうち、半分を間引きして、3株にします。

間引きのコツ】
茎がひょろひょろとしている小さい株を間引きます。
引き抜く際、隣の株の根にダメージを与えないよう、
土をおさえながら、株元を持ち、ゆっくり引き抜きます。

既にしっかりと根が張っていました。
3隣の株の根を傷めないように注意
元気に育ってくれてひと安心。
残した株は、さらにひとまわり大きく成長しています。

間引きが完了!
4間引き完了
日当たりのいい場所で管理しているので、緑も濃く、元気!

【エンドウを育てるときのポイント】
●日当たりのいい場所で育てる。
●水はけのよい土を使う。
●土壌が酸性に傾かないようにする。
●4~5年連作しない(立枯病・苗立枯病に注意)。
●害虫・病気に気を付けて管理する。

不思議な模様の葉を発見葉を裏返すと・・・
ハモグリバエ
やっぱりいました…ハモグリバエ!
葉の中に小さな虫がもぐり、食害しながら移動するこの虫。
葉っぱに白い線を描くので、「エカキムシ」という別名もあります。
食害した線の先に幼虫がいるので、1つずつ潰していきます。

数が多いようなら、薬剤の利用を検討してみてください。
スナップエンドウは、さやえんどうに分類されるので、
アブラムシ類とハモグリバエ類に適用がある『オールスタースプレー』がおすすめ。
浸透移行性により、スプレーをかけた箇所だけでなく、
植物全体に効果が広がっていくので便利ですよ

もう少し成長したら支柱を立てる時期ですね。
こまめにチェックして、収穫量UPを目指して頑張ります

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